高尾山リトリート
晴れてとてもいい天気の中、空気が本当に美味しかった!景色もよかった!お寺の厳かな雰囲気の中のヨガも気持ちよかった!公園のヨガもいいけど、山はもっと気持ちがいいですね。うちの教室でもいつかはちょっと遠出してリトリートを企画したいです。山か海!温泉もついてたらさらにいいなぁ。
骨盤の質問
「出産時は、おっしゃるとおりに、骨盤の間接が緩んで調整します。しかし、骨盤内底筋群や、腰周りや、大腿内側の緊張ですぐに骨盤の位置は変わってしまいます。基本的な骨盤の位置は、ASISが開いていて、腰が反って生理的な脊柱の湾曲が理想です。」
とのことでした。なので、脊柱がいい位置ならいい骨盤の位置ということです。
バレエをされてる方からの質問だったのですが、この脊柱、バレエダンス系の方は脊柱を伸ばそうとするあまり、頚椎、腰椎のカーブがあまりない傾向にあると思います。骨盤と近い、腰椎を伸ばしすぎると、骨盤がやや後傾します。そうすると、骨盤や腰椎の本来の位置と違ってくる可能性もあります。ターンアウト(脚を股関節から外側に回すこと・アンディオール)も骨盤を後傾させてしまいますからますます背骨のカーブをなくしてしまいます。
実は、私も新体操、ダンス出身者のため、脊柱をまっすぐ伸ばし続けてきたため、背骨の自然なS字のカーブがおかしくなっています。
レントゲン写真は私が首を痛めた時のものです。なんと頚椎(首の骨)のカーブがまっすぐどころか反対のカーブでした。ヨガのイントラをしていながらお恥ずかしいです。
レントゲンも骨の絵(骨格筋ハンドブック 南江堂より)も左側を見て立っている脊柱です。骨の絵では上から7つのところ頸椎とかいてある部分になります。それで、首を痛めやすいとお医者さんに言われ、思い当たるものがかなりありました。
頸椎のカーブがおかしいのは自分では気づきませんでした。人のばかり気にして自分は自然なS字のカーブがないなんて笑ってしまいます。客観的に見るっていいですね。
出産とヨガ1
でも、自分が出産をしてから、それらも役に立つけれども、それよりも精神的なヨガの教えの方が役に立つなと思うようになりました。どんなことがあっても慌てず受け入れる姿勢、今と向き合うというヨガの本質が、ほんとうに妊婦さんにぴったりだなぁと思います。妊娠中もお産も本当に何があるかわかりません。切迫早産で安静になってしまうとか、無痛分娩のはずが、出来なかったとか。急に帝王切開とかいろいろありえます。思い通りにはいかないもんだなということを最初にママに教えてくれるんでしょうね。
人は思い描いていたものと違うことが起きた時に、すぐには現実を受け止めることができなくなりがちです。とくに良いイメージだったものが悪い現実が起こった時ですね。ヨガ的には、『今に意識を置いて向き合う(その状況を受け入れる)』という教えがあります。妊娠中も出産時にも活かされる素敵な教えですが、それは、出産後の子育て時にはもっと素敵な教えに感じられます。子供を育てる時には一人でいた時以上にいろんなことが起きます。妊娠期からヨガをすることで、ママになるための準備にもなるんだなーっと思うのです。それは目先の、脚のむくみだのお産が楽になるための呼吸法とかそんなものよりも素敵なヨガの恩恵です。
ヨガアライアンス更新
ヨガのスクールが、このアライアンスの基準を満たすトレーニングを行います。そのトレーニングの修了証をアライアンスに提出して、認定となるのです。なので、スクールの出す修了証とこのアライアンスの認定は違います。
2007年に200時間を修了した時には、このアライアンスの認定が早く欲しくて欲しくてしょうがなく、手にした時にはかなり嬉しかったのですが、これは最初だけでした。有効期限は一年で切れましたが、まぁいいだろうと更新しませんでした。2008年に500時間を卒業した時にも、申請せず。なぜなら、仕事を増やすのに、履歴書を書き、オーディションを受けたりはしないし、さらに大きいスタジオでイントラに教えるわけでもない。アメリカの協会なんだから、当然、公式サイトは英語だし、それを見てお客さんが来るわけでもないだろう。手続きも英語でしなければならず、新規はやり方教えてくれる日本語サイトがあるけど更新やアップグレードはよくわからない上に更新やアップグレードの申請にお金がかかる!・・と、いうわけで、肩書きはヨガアライアンス認定スクールの卒業とか修了でいいだろうということで翌年から更新せずそのままにしていたのでした。
にもかかわらず再び登録!と、いうのも、HPを新しくしたら来てくださる方が増え、フェイスブックを始めたらそれで来てくださる方もいらっしゃり、そういったものの偉大さをしみじみ感じたところです。例え英語サイトでもイントラ検索ページで紹介してもらえるし、リンクは信頼あるサイトにあると検索が上位にきやすいそうだから、それなりにメリットあるし、HPなどのプロフィールをちゃんとしたものにするかと思ったのです。思ってから一年近く経ってもなかなか出来ずにいたら、某ヨガスタジオのメルマガで、500時間の申請しているのは日本に13人だけですみたいなメールがあり、それに煽られました(笑) いいきっかけで重い腰があげられました。
あんなに別にいらないと思っていたけど認定証が届くと嬉しいものです。でもよりによって昨日の大雨の日に届き、郵便はビショビショ。これも濡れ、角が少し剥がれています^^;一緒に届いたDMは無事なのにな。まぁ、そういう日もあるよね。
失うものと得るもの
続けるか続けないか迷ったのですが、条件が合わず抜ける決断にしました。
出産時にも、抜けたくなくてあとで戻れるように友人に代行を頼み、その枠をキープしたほどだったのでせっかく大変な産後も頑張ったのにどうしようとかなり悩みました。
抜けると決めたばかりはやっぱり続ければよかったかなとも思いました。
会えなくなってしまうお客さんの顔を思い浮かべたりして。
でも勇気をだして執着を手放してみると、その分また返ってくるものがありますね。
なんとクラスが減る分、自分の教室のクラスを増やしたら、そちらに来て下さる方もいらっしゃったのです。
子どもとも過ごす時間が出来そうです。
あれもこれもと欲張って抱えてしまってもうそれ以上持てない状況。それからその抱えたものを手離してみる。失うものがあるから得るものがあるんですね。手離して、キャパを増やさないと新しいものは入らないんだと思います。
私は執着して抱え込んでたなぁと手離してみて気づきました。別れがあるから出会いがあるのと同じですね。