201609.11

『聖なる呼吸』:Heart of Yogaを体験してみませんか?

Post by yoga beyond

「近代ヨガの祖」「現代ヨガの父」と呼ばれる偉大なヨギ、T. クリシュナマチャリアの軌跡を辿る映画、『聖なる呼吸』の劇場公開が始まりました。9月限定の特別クラスとして開催させてもらっているHeart of Yoga(ハート・オブ・ヨガ)は、このクリシュナマチャリアの流れを組む伝統的なヨガのプラクティスです。

Heart of Yogaの ‘Heart’ は、サンスクリット語でスピリチュアルなハートを意味する「フリダヤ」だけでなく、英語で言う「中心」「中核」を表しています。つまりは、本来のヨガの形がここにあるということ。ヨガの「本質」を持ったプラクティスという意味です。

では「ヨガの本質(ハート)」とは一体何なのでしょう。クリシュナマチャリアの言葉の中にその答えがあります。それは『正しいヨガは一人に一つ』、つまりは『人の数だけヨガが存在する』ということです。

ヨガはもともとインドで生まれ、一対一で、先生から生徒へ、口伝えで受け継がれてきたものでした。ヨガの指導者は、生徒の年齢、体格、健康状態、職業、ライフスタイル、文化、宗教などを考慮して、その人に合ったプラクティスを選んで教え、生徒はそれを自宅で実践し、週に1回、3回など、先生に決められた通りに先生の元に通って、プラクティスを深めて行くのが習わしでした。

その後、ヨガがインドから欧米に渡り、エクササイズやフィットネスのツールとして広まる中で、グループクラス(先生一人に対して複数の生徒)というものが生まれ、そのブームがそのまま日本に入ってきた経緯があります。長い長いヨガの歴史で考えてみれば、ヨガはもともとプライベートで教え、教わるもの。グループクラスは、ここ50〜60年の間に登場してきた、新しいムーブメントでしかないのです。

Heart of Yogaは、現代のヨガの流れに合わせて、グループでもクラスをしますが、その中にもともとのヨガの形「個を重視する」要素が成立することを、何より大切にしています。だからこそ、各自の「呼吸」をプラクティスの中心に据えるのです。

先生が出すインストラクションにすべて合わせようとしたり、目に入る誰かのポーズを気にしながら動いていれば、それは、自分のヨガではなく、他人のヨガをしていることになります。自分に合わないことをする(続ける)から、心と身体に良いことをしているつもりでも、残念ながらヨガで心や身体を痛めてしまう人たちが絶えないのです。

クリシュナマチャリアは、こうも言っています。「呼吸はあなたのグル(師)です。あなたのグルに従いなさい」

外側の何かに導かれるのではなく、内側にあるもの、そして自分にしかないものにプラクティスの主導権を握らせてあげれば、プラクティスの質や、それをしているときの体験、そしてそこから結果的に生まれてくるのもの変わっていきます。無意識にでも、自分ではない誰かのヨガをしてしまっている場合と、意識的に自分のヨガを選びとっている場合では、例え同じポーズをしていたとしても、大きな違いがあるのです。

吸う息の柔らかさ、吐く息の力強さを感じ、自分の呼吸を真ん中に置いたプラクティスを、是非始めてみませんか?もちろん人それぞれですが、日を重ねるごとに、自分の魂が息を吹き返して行くような感覚が得られると思います。

英語と日本語のバイリンガルで進めますので、英語 de YOGAの講座を終了された皆さんの復習や、これから受講を考えている皆さんの予習の場としてもおすすめです。講座の受講有無に限らず、ヨガを通して、自分や英語ともっと仲良くなりたいという想いをお持ちの方は、ぜひお越しください。クリシュナマチャリアの言う通り、呼吸さえできれば、ヨガはできます。どなたでも大歓迎です。皆さんとご一緒できる機会を、楽しみにお待ちしています。

Heart of Yoga
シニア・ティーチャー
川原 朋子

heartofyoga