アーユルヴェーダ的、一日の過ごし方
そのアーユルヴェーダを活かす体質別のヨガクラスの作り方の講座を再受講してきました。クラスでは、季節にあったヨガくらいしかテーマでは活かせませんが、プライベートレッスンだと、その人のもともとの体質や体調、精神状態を考慮し、その上で最適な呼吸法、対位法、瞑想を選びます。個人個人にあったヨガを提案するイシュタヨガの素敵なところです。まずその人の体質を見分ける力とそれにあったものをチョイス出来る力、両方が必要ですが数年前に比べるとその力も大分ついてきたようです。最近、ありがたいことにプライベートレッスンを担当させて頂く機会が増えてまして、いい復習になりました。何度も話を聞いてやっと少し分かってきた感じですが、奥が深いのでいつかちゃんとスクールに通いたいです。
今日は一日の過ごし方をご紹介します。一日の中でも時間によって推奨されるものとそいでないものとあります。
まず、2:00〜6:00ヴァータ(風・空)のエネルギーの時間帯。この6:00前のちょうど日の出とともに起きておくと、軽くて動く風のエネルギーのとおり、スッキリ起きれて軽快に身体が動くようになります。
朝の6:00〜10:00 カパ(水・地)この時間帯になると身体は重くだるく寝起きが悪い。二度寝してしまうなどすると余計身体が重くなります。重いエネルギーをはねのけるよう、朝ヨガをするなど身体を動かすとスッキリします。消化力も落ちるので朝食は軽めがよいです。
二度寝したくなる時間ですよね。とはいえ私も起きるのは7時くらいで、実践には活かせてないですね(^_^;)
10:00〜14:00 ピッタ(火)のエネルギーの時間帯。頭が冴えるので、頭を使う仕事に向いています。もっとも消化力があるので、一日のうちで一番ボリュームのある食事をとるとよいです。
14:00〜18:00 ヴァータ(風・空)のエネルギーの時間帯。フットワークよく活動的になれる時間。仕事なら営業まわりとかに向いています。しかし、疲れやすい時間帯なのでおやつの時間で甘いものをとるなどするとよいそうです。ちょうど3時のおやつですね。
18:00〜22:00 カパ(水・地)この時間帯
就寝に向けてゆったり過ごすとよいです。テレビや蛍光灯などを避け、静かにすごすように。消化力はよくないので、夕飯を軽めにし、このゆったりした時間帯のとに寝るとよい眠りに向かえます。
22:00〜2:00 ピッタ(火)のエネルギーの時間帯。新陳代謝がよく、睡眠にあてられれば、良い質の睡眠がとれます。一方で、この時間帯にパソコンなど目や頭を使ってしまうと、活動的なピッタのエネルギーが増え、なかなか眠れなくなる。。。すごく身にしみます。どうしても子供が寝かしつけてから十時半に帰ってくる旦那のごはんを用意し、片付けて、それからやっと自分の時間。次の日のクラスの準備をし、教室の事務作業をし、フェイスブックとブログとHPの更新などなどしているのはまさにこの時間・・。作業はノリノリで進みますが、パソコンに向かうとますます目と頭が冴えてしまい、眠れなくなります・・。
印象的だったのは「忙しくて一日4時間しか寝られないとしたらいつ寝るか。」という質問。答えは22:00〜2:00
科学的にも合致して、成長ホルモンがでたり、睡眠の質が一番いい時間帯だそうですよ。私が言っても全然説得力ありませんが、夜のスマホ、パソコン、テレビをやめると良い眠りにつけます。
4時間寝るなら、夜のピッタの時間とそうきいてその日に息子と一緒にやるべきことをやらずに22時に寝たら朝7時まで寝てしまいました。2時に起きる強い精神力はなかったです(^_^;)
ヨギーの道はまだまだ遠い・・ 参考文献と私のオススメアーユルヴェーダ本はこちら。 なんにもアーユルヴェーダのこと知らない方にまずおすすめな導入本。雑誌感覚で、アーユルヴェーダのことがわかります。体調を崩した友人や健康にきょうみがある方のプレゼントに使っています。 写真なしでモノクロ印刷ですが、内容はかなり充実。辞書的なかんじで使えて1冊あればとても便利。食事は食材ごとにアーユルヴェーダ的見解が分かります。しかも日本のものをちゃんと紹介してくれてるのが分かりやすいです。身体の症状別の解説もあります。 ヨギーにおすすめのとってもわかりやすくよみやすい本です。外国人の本なので、上のふたつのように日本人向けではありませんが、お気に入りの本です。
マクロビランチ付き親子ピクニックヨガ
親子で公園は初めてだったので、内容を考えて、友人と練習したので、喜んでもらえて嬉しかったです。
キッズクラスは平日午前のため、幼稚園入園前の1.2.3歳の子たち。いつもは部屋だからフリー遊びしてもらってママのヨガが出来るけど、広い公園で野放しには出来ないし、親子でどう楽しめるかを考えて内容を作りました。親子で出来る手遊びや身体遊びを多くして、パラバルーンで遊びました。ちょこっとママにもヨガをしてもらえるよう、アシスタントの母(通称ばぁたん)に絵本を読んでもらう時間も作りました。1.2歳も楽しそうにしてくれて、イキイキした笑顔が見れて幸せです。
マクロビランチも本当に美味しかった!
ハンバーガーは楽健寺パンといって
人参、りんご、山芋、玄米の酵母を発酵させてその菌が具として入っているそうで、しかも小麦と具が半々のパンだから野菜をたくさん食べているのと同じなんだそうです。パテは大豆やビーンズで作ったパテでアボカドでサンドしたローフードです。スープは枝豆と豆乳スープに。スイーツは玄米粉を焙煎したクッキーがつきました。
息子は卵アレルギーだから、食べさせてあげたかったけど、幼稚園だし、ママが先生の時はかまって欲しくて泣き叫んでまるでダメだから、残念だなぁ。卵も乳製品のアレルギーを持っている人にはマクロビはありがたいですよね。
ヨガのあとのランチが美味しいとすごく幸せで、いつもの恒例の大人クラスの外ヨガでもぜひやりたい!・・・けど、今回つくってくださったかたは火曜日じゃないとダメなんです。大人クラスの方もタイミングがあえばコラボしますので、楽しみにしてお待ちください。先にお月見ヨガの企画中です!
アロマヨガ
このアロマポット、水を使わず空気の振動で純粋なエッセンシャルオイルを拡散させるんですって。ポットの位置から遠い位置にマットを敷いていたのに、とてもよい香りにつつまれました。
レンタルスペースでのレッスンなので、レッスン前後に急いで場所をあけないといけないことも多く、陶器のアロマポットだと水を入れたり捨てたりが手間なので、会場変更した春からコンセント型のさすだけのプラグインアロマにしています。これが、楽だけどあんまり香りが広がらないんです。部屋が広いせいかと思って、2個買ったけど、半径1メートルくらいしか香らないんですよね。そうおもいながらそのままにしてたけど、こんなにアロマの中でのヨガが気持ちいいと、こういういいポットほしくなります。
買う気まんまんで帰ってきて、調べてみたら11000円くらいと結構お高い・・。しかも、このガラスの部分、あの行商スタイルの大荷物の中、自転車で運ぶ途中に割れたりしそうだなぁ。。。と、いうことで、いつかもしスタジオが持てたらその時に。。または、アロマヨガイベントにするか、考えよう。とりあえずコンセント型のオイルが来れたら以前使っていた陶器ポットに戻そうかな。
他流派のヨガ2 〜アサナとアジャスト〜
えっ?!いきなりネガティブな発言でびっくり。
先生が「その人が変わるのを待っていてはダメです。その人は何も変わりません。」
なるほど。。。
「自らの愛をその嫌いな人に捧げましょう。」
なるほど。。
久美子先生の師匠アラン・フィンガーも
「どんな人でも(たとえ犯罪者でも)愛をそそげるようになったらそれがシッディ(ヨガによって得られる超能力のようなもの)だ」
と言っているそうです。
すべての人にとはなかなか出来ないことですが、人を憎む気持ちは捨て、愛する気持ちを育んでいけたらいいですよね。
流派は違えど、同じことをいっているんでしょうね。
でもヨガはなんていうか、体育会系でした。
個人を尊重するイシュタのようにマイペースに休ませてくれない。。。
すごい湿度と熱気でヨガであんなに汗をかいたのはホットヨガ以来7年振りのことです。滝のような汗。
ストイックなヨガでした。
途中、「もうその嫌いな人のことは気になってないはず」とかなんとか言ってましたが、
ヨガがハードでそれどころじゃなかった。
自分が変わったっていうよりは今に必死で余裕がなかっただけだけれど。
それが最初の投げかけの狙いなのかな。
アジャスト(イントラが修正するやり方)もすごく体育会系!ローボート(腹筋)中に人のお腹の上を渡り歩いて乗ってるし、ウルドゥバダヌラサナ(ブリッジ)で、脚の上に完全に乗って組み体操みたいに立って記念写真撮ってるし、プランクも上に完全に踏みつけるように乗っちゃって通訳の人とハイタッチ〜!だし!(笑)他流派、かなり驚きの連続で刺激になりました。
他流派のヨガ 〜呼吸法〜
呼吸法はとても古典的。ハタヨガプラディリーピカという古典に沿ったもののようです。iPhoneのメトロノームのようなピッピッという音にあわせてカウントしながら片鼻呼吸の練習をしました。最初は4カウントで早く。次にもっと長いカウントでゆっくりです。
さらにそこにバンダ(締め付けの意味)が加わります。バンダはムーラバンダ(骨盤底)、ウディヤナバンダ(お腹の引き上げ・お腹を凹ませてから胸の方にグッともちあげた感じ)、ジャランダラバンダ(喉もと・顎をひく)の3つと、3つとも使う(トレタバンダ、またはマハバンダ)があります。ヨガではエネルギーのコントロールのためにあります。エネルギーを上昇させたり出ていかないように上下に蓋をするようなイメージでしょうか?
私の教室でもムーラバんダ(骨盤底の引き締め)はたまにフォーカスしますよね。ママ系クラスは毎回いれていすね。ジャランダラバンダ(顎をひく)は片鼻呼吸でいつもやっています。ウディヤナバンダ(お腹)はアドバンスクラスでしかやってないかな・・?
骨盤底の引き締めをずっと使って、お腹の引き締めは吸う時に、息を止める時に胸を上げながら顎を引く、吐く時にお腹と顎をもどす。というように片鼻呼吸をしながらバンダをつかったりゆるめたり呼吸もカウントしながらで、なんだか忙しく感じました。私のやっているイシュタヨガでは最初に顎を引いたら最後に解くまでそのままなので。でも、そう教わったと思っていたけど、久美子先生に質問したら、ここまで厳格に使い分ける必要はないけれど、吐く時にすこしジャランダラバンダを緩める方が吐きやすいとのこと。おー、そうでしたかぁ。他流派のレッスン受けると自分のヨガも理解が深まるのはまさにこれだなぁと思いました。